研究発表と芝居
- worlds-end-nah
- 2014年7月20日
- 読了時間: 2分
今週のブログは、すっすすこと林が担当させていただきます。今回で2回目ですが、なんだかんだ文章を書くのを結構楽しんでいる自分がいます。
この3連休は、学会で他県に来ています。自分の発表はないのですが、他の方々の発表を聞いていると、自分も頑張らなくては、といいモチベーションになります。
また、自分が何に興味を持っているのか、ということや、研究は面白い、ということが再確認できますし、色々な方と話すのはとても楽しいので、来てよかったなと感じています。
学会発表というのは、自分がそれまでやってきたことを他人に伝える、ということであり、自分が面白いと思うものを他の人にも面白いと思ってもらうにはどう伝えればいいか、といつも考えます。
そうやって、何かが相手に届くといいな、と思って全力で準備して取り組む、というのは、もしかしたら研究も芝居も変わらないのかもしれない、とも思います。
劇団の方は、僕は参加できなかったのですが今日も稽古がありましたし、次回公演に向けて色々と動き始めている時期ですから、他の劇団員達に置いていかれないように、来週からしっかり稽古も頑張ろうと思います。
写真は、学会後の夜に観光した時のものです。日本庭園、という感じがして、すごくいいところでした。日本の色々なところに行って、色々なものが見られるのも、学会のいいところだったりします。もちろん、遊びではなく学会がメインですが(笑)
〜すっすすの心理学教室〜
今回は「吊り橋効果」についてです。有名な話なので、聞いたことがある方もいるかもしれません。
簡単に言うと、高いところにある吊り橋を渡った後に出会った異性を、普通より魅力的に感じる、みたいな話です。これは、「吊り橋を渡る時のドキドキ」を「異性に魅力を感じた時のドキドキ」と勘違いしてしまうために起こる、と言われています。
これは、自分の体の状態が変化した理由を本来の原因とは別のものだと思い込んでしまった結果、もともとは関係のない感情が芽生える、ということです。
ある意味では「間違って」しまっているわけですが、これは特別なことでもなんでもなく、私達が日常的に感じている感情も、結構後付けのものだったりするようです。
自分のことって、意外と自分でも分かっていないのかもしれない、と思うことで、いつもの日常がちょっと面白いものに感じていただければいいな、と思います。
文責:林

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