神の采配
こんにちは!はまーです。
皆さん、皆さんは最近心の底からなにかに感謝したことはありますか?
私はつい4日前、財布を落としました。ということでその時のお話。
お金を降ろしたばかりの上、キャッシュカード、免許証etc…すべて入っていた財布を落としたのに気付いたのは、ちょっと飲み物でも買おうとコンビニに入ろうとしたその間際。
雨の日でした。
落としたことに比較的にすぐに気付いた私は、すぐに引き返し自分が来た道を何度も何度も往復し、必死に財布を探しました。しかし見つかりません。
落としたことに気付いてすぐは、心のどこかですぐ見つかるという気持ちでいました。
にわかには自分が財布を失った という事が信じられず、来た道を往復しているときもどこか現実感が無かったのですが、4往復した後は流石にそのやばさを自覚し、血の気が引いていきました。
手元には一銭もない、キャッシュカードもないから当然お金を引き出せない。というか速攻で口座の凍結手続をしなきゃいけない、免許証も再発行、保険証も入っていたような…ああ、Tカードのポイントもなくなるのか…等々、あまりに深刻な事態と絶望感で、半分現実逃避的な精神状態に置かれ、そこでようやくとにかく警察に届け出を出すという発想にたどり着いたのです。その間およそ40分。
仕事に向かう途中だった私はまず職場に事情説明と今から交番に行くから遅れるかもしれないという連絡を入れ、真っ白な気持ちで交番へと到着。 そして、警察官のお兄さんの指示に従い完全に無の状態で黙々と書類に必要事項を書き込んでいく。この後自分がどうなるか、もはや考えることをやめていました。こんな精神状態で仕事ができるのか、それだけが時々頭をよぎるぐらいです。
「あなた、日ごろの行いは良い?」
と、警察官のお兄さん。もといおじさん。
「え、さあ、どうでしょう」
唐突の問い。何を言ってるんだろうか、このおっさんは、それどころじゃないよ。
再びうつろな目で黙々と書き進める私。
そして、そろそろ書類を書き終えるぞというタイミングでおもむろにビニール袋に入った財布を持ち出すおっさん。
「‥‥‥あ、それです」
「うん、いいからそれ書いて」
あるじゃん。そこにあるじゃん!え?なんでや!と、まず思いました。あまりにあっさり出てきたので、すぐに状況が呑み込めないのです。
あれこれ本人確認の手続きが行われ、確認が取れたのでまた新しく書類に記入していく。段々と奇跡的に財布が戻ってきたという実感がわいてきました。
「いやぁ奇跡だね、あなた日ごろの行いが良いんだねえ」はい、そうかもしれません。
もう、感謝しかありません。中身も何一つかけることが無く、そのままでした。
届けてくれた人もお礼はいらないからと、二割の謝礼を受け取る権利も行使せずにという事でした。
まさに地獄から天国。名前も顔も知らない恩人に、心の中でただひたすら頭を下げました。
そう言えば昔 、自分も財布を拾ったことがあって交番に届けたことがあります。
もしかしたらそれが巡り巡って自分に返ってきたのかも。
よい事をするといつか必ず返ってくるんですね。
改めていろんなことに感謝して生きていこう、そう思った雨の日の出来事でした。
はまー先生の一言お勉強コーナー
このコーナーは以下ry
今日は「分析」について。
皆さんは問題を解いて丸付けをした後、ちゃんと分析をしていますか?
学習において最も大切な事はこの分析にあると私は考えます。なぜなら学習とは今の自分ができる範囲を明確にし、出来ないものに対して新たに対応策を考え一つ一つそれをできるようにすること、だからで す。
つまりどんなに問題を解いても出来なかったもの、または偶然正解したものに対して分析を行わないと、それは学習したとは言えません。
では分析とは具体的にどういう事を指すのか。それは、なぜ自分の出した答えが違う(または答えられなかった)のか、そしてなぜ模範解答がそれになるのか、を理解することです。
さらにその分析はなるべく段階的であるべきです。
例えば数学で言えばどの式までは思いついていてどこから思いつかなかったのか、国語で言えば答えとなる本文の箇所は見つけられていたのか、それとも問題で聞かれていることをまず理解していなかったのか等々…。
つまりどの部分を修正すればいいのかを見極めることです。
ただでさえめんどくさい宿題ですから 、とりあえず解き終わったら終わり!と、したくなる気持ちも分かります。しかし本気で成績を伸ばそうと思うのなら、解き終わった後のこの一手間を惜しんではいけませんよ。
画竜点睛を欠く、にはならないように!